出来栄え競う清酒品評会
冬に仕込まれた日本酒の出来栄えを審査する品評会が、秋田市で開かれています。去年夏の猛暑による影響が心配されましたが、例年に引けを取らない品質の酒に仕上がっているということです。
清酒品評会は、県産の日本酒の製造技術や品質の向上を目的として秋田県酒造組合と県が毎年開いています。
今年は26の酒蔵から吟醸酒の部に49点、純米酒の部に40点が出品されました。酒の品質を保つために気温を20度前後に設定した部屋で、審査員が味や香りなどを評価します。去年夏の猛暑の影響が心配されましたが、例年に引けを取らない品質の酒に仕上がっているということです。
上原智美審査長
「個々の酒蔵さんでしっかり努力されて原料米の処理や仕込みの方法を変えるといった対策を取られて、秋田県の技術力の高さを感じたお酒に仕上がっております。」
審査は6日まで行われ、結果は来月29日に発表されます。