県内は朝から強い日差しが照り付け、台風からのフェーン現象も重なり秋田市では最高気温が今年最も高い35.8度を観測、猛暑日となりました。熱中症の疑いで救急搬送された人がいたほか、台風の影響で、お盆休みのUターンラッシュに影響が出ています。

関向アナウンサー
「午前9時前に秋田市では30.9度とすでに30度を超えました とにかく暑いです！」

県内は高気圧に覆われて広く晴れ、また台風7号からの東風が奥羽山脈を越えて吹きおろすフェーン現象も重なり気温がぐんぐん上昇しました。

最高気温は最も高かった秋田市で35.8度、次いで由利本荘市本荘で35.1度北秋田市鷹巣で35度とこの3地点は今年初めての猛暑日となりました。

また県内26の観測地点のうち、16の地点で今年最も気温が高くなりました。秋田市の小泉潟公園には、水浴びを楽しむ多くの子どもたちの姿がありました。

秋田市のかき氷店も涼を求める人で賑わいました。

17日はこれほどの暑さにはならない見込みですが、それでも30度以上の真夏日のところが多くなる予報となっています。

今年初めての熱中症警戒アラートが発表された県内、午後4時までに熱中症の疑いで9人が救急搬送されました。このうち、秋田市の80代の女性はエアコンがない部屋にいて体調が悪化し、入院して治療を受けているということです。

この後も気温があまり下がらず寝苦しい夜となりそうです。こまめに水分を補給するなど引き続き、熱中症に警戒してください。

また、台風の影響で秋田空港と大館能代空港の羽田便合わせて17便が欠航しました。17日も3便の欠航が決まっていてお盆休みのUターンラッシュに影響が出ています。