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水遊びをする人が増えるシーズンを前に…消防隊員による水難事故の救助技術を競う大会を開催

2024年6月26日 19:06
水遊びをする人が増えるシーズンを前に…消防隊員による水難事故の救助技術を競う大会を開催

水難事故の救助の技術を競う大会が秋田市で開かれました。県内各地の消防隊員が集まり、速さや、助け方の安全性を競いました。

県立プールで開かれた大会には、県内13の消防本部のうち、7つの消防本部から29人の消防隊員が出場しました。個人種目とチームで協力する種目、合わせて6種目が行われました。

行方不明になった人を水中で捜すことを想定した「複合検索」という種目では、シュノーケルやフィンを装着した隊員が、漂流物に見立てた浮き輪をくぐり進みます。水の底に沈められたリングを拾い集めて、そのタイムを競います。

溺れた人を助け出す「溺者搬送」という種目では、隊員が要救助者の頭を持ち上げてしっかりと呼吸ができるようにしながら運びます。速さに加えて助け方の安全性も競います。

水難事故では、水の中で救助する隊員と、陸の上で補助する隊員の連携も求められます。救助隊員が要救助者に浮環(ふかん)と呼ばれるロープのついた浮き輪をつかませ、それを陸上の隊員が引っ張る種目も行われました。

成績が上位だった隊員は、来月17日に宮城で開かれる東北大会に出場し、8月の全国大会の出場権を競います。

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