年長園児が陶芸に挑戦 自分で作った湯飲み茶わんは3月の卒園式で子どもたちの手に
大館市の認定こども園では、この春に卒園する年長の園児が、陶芸に挑戦しました。
完成した湯飲み茶わんは、3月の卒園式の日に、子どもたちに手渡されます。
卒園の記念として陶芸での湯飲み茶わんづくりに挑戦したのは大館市の南が丘こども園の年長園児20人です。
大館市の陶芸家、芳賀陶貞さんの指導を受けながら、板状の粘土を空き缶に巻き付けて形づくっていきます。
湯飲み茶わんの本体に底の部分を取り付ける際には、接着剤として泥を使います。この泥をムラなく、丁寧に塗ることがポイントです。
園児たちにとって、陶芸の体験は、もちろん初めて。
慣れない作業に苦戦する場面もありましたが、一生懸命、取り組みました。
作業をした湯飲み茶わんは、乾燥させた後、芳賀さんが窯で焼いて仕上げます。
「まわすときたのしかった」
「さいごできたとき、すごいなあっておもった」
「うれしかった」
記者:それで何飲みたい?
「メロンソーダ」
友だちと一緒にこども園で過ごす日々もあと残りわずかです。
たくさんの楽しい思い出もつまった“自分だけ”の記念品は、3月18日の卒園式の日に、子どもたちに手渡されます。