去年12月1日現在の秋田県の人口は約89万4000人 出生届が出された子どもの数は過去2番目に少ない244人
去年12月1日現在の秋田県の人口は、前の月から1100人あまり減って、約89万4000人になりました。
11月1か月間で県内の市町村に出生届が出された子どもの数は244人で、過去2番目に少なくなりました。
県のまとめによりますと、県内の市町村には、11月1か月間で244人の出生届が出されました。
これは、統計が残る1980年以降、今年6月の211人に次いで2番目に少ない数字です。
死亡した人はその6倍あまりの1477人で、1233人の自然減となりました。
一方、県内に転入した人は634人で、県外へ転出した人の579人を上回り、55人の社会増となりました。
これにより、去年12月1日現在の県人口は、先月から1178人減って、89万3908人となりました。
生まれた人の数を死亡した人の数が上回る自然減が大きく、県人口は、1年で1万7000人あまり、率にして1.87%減りました。
人口減少が加速し続けています。