“静電気”で引火したか? ガソリンスタンドで給油中に出火 「給油前に静電気除去シートを必ず触って」
乾燥する冬に痛い思いをする“静電気”で、思わぬ事態に陥ることがあるようです。
2019年1月、静岡県裾野市にあるガソリンスタンドで男性が給油を終えると、突然シートの下にある給油口付近から出火。瞬く間に炎が広がる様子を、防犯カメラがとらえていました。
バイクのシートなどが燃えましたが、駆け付けた店員がすぐに消し止め、男性や店員にけがはありませんでした。
警察によると、静電気によってガソリンに引火した可能性があるということです。
昨年12月、愛知県内でも静電気が原因とみられる出火がありました。消防によると、豊橋市のセルフ式ガソリンスタンドで60代男性が車に給油を始めて約1分後、給油口付近から炎が出たといいます。
けがはありませんでしたが、車の一部が焦げてしまったそうです。
一般的に湿度40%を下回ると静電気が発生しやすいとされていますが、当時、豊橋市内は空気が乾燥していて、湿度は37.5%でした。
札幌市消防局消防科学研究所が公開する、静電気でガソリンに着火させる実験映像を見てみると、静電気が触れた瞬間、「ボッ」という音とともに火が燃え上がる様子が確認できます。ガソリンは気化するのが早く、静電気で引火しやすいので注意が必要です。
消防は、給油前に静電気除去シートを必ず、しっかり触るよう呼びかけています。