羽後町で捕獲された野生のイノシシが豚熱に感染 秋田県内17例目 羽後町では初
羽後町で捕獲された野生のイノシシが、豚熱に感染していたことが分かりました。
県内では17例目で、羽後町では初めての感染確認です。
県によりますと、豚熱への感染が確認されたのは、先週土曜日に羽後町で捕獲されたオスの野生イノシシです。
県立大学の遺伝子検査で、19日、陽性と判定されました。
県内では、3年前に野生イノシシの豚熱への感染が初めて確認されて以降、これが17例目です。
これまでは、湯沢市と横手市、東成瀬村、それに北秋田市と鹿角市で、いずれも野生イノシシへの感染が確認されていて、羽後町ではこれが初めてです。
去年12月以降は、毎月、県内で感染が判明しています。
豚熱は、人には感染せず、感染したイノシシの肉を食べても健康に影響はありません。
ただ、ブタやイノシシが感染すると致死率が高いため、県は、養豚業者や狩猟者に、衛生管理を徹底するよう改めて呼びかけています。
最終更新日:2025年2月20日 11:49