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災害時の対応力強化へNTTなど4社が協定 設備の被害状況や道路の混雑情報などを共有しライフラインの早期復旧へ

2025年3月13日 11:52
災害時の対応力強化へNTTなど4社が協定 設備の被害状況や道路の混雑情報などを共有しライフラインの早期復旧へ

災害時の対応力の強化に向けて、NTTなど4社が協定を結びました。

情報を共有することで、的確に業務を行い、電気やガスなどライフラインの早期復旧を目指します。

協定を結んだのは、秋田に支店などを持つ、NTT東日本と石油資源開発、東部ガス、それに東北電力ネットワークの4社です。

おととしと去年の記録的な大雨の際には、土砂崩れや浸水で、それぞれの拠点の設備などが被害を受けました。

こうした災害を踏まえて、地域のインフラ事業者同士の連携を強化しようと、県内で初めて締結された協定。

災害時に設備の被害の状況や、道路の混雑情報などを共有することで、的確に業務を行い、ライフラインの早期復旧につなげます。

また、日頃からそれぞれの取り組みやノウハウなどを共有し、サービスの向上も目指します。

NTT東日本 秋田支店 澤村誉 支店長
「未来にわたってそういうものをどんどん効率化していくために、どういうことができるのかというような話し合い、それから効率化に向けた協力、こういうところの発端となるような、今回契機かなと思っております」

4社は今後、合同で、災害を想定した訓練や、設備点検用ドローンの講習会などを開いて、さらに連携を強化することにしています。

最終更新日:2025年3月13日 11:52
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