子どもたちが飼育を体験 大森山動物園のサマースクール
秋田市の大森山動物園で、夏休み中の子どもたちが飼育などを体験するサマースクールが開かれました。子どもたちが、掃除をしたりエサをやったりして、動物園の裏側を学びました。
小松守園長
「大森山動物園で最も古い、そして長く続いている教育プログラムです」
大森山動物園は、毎年夏休みに小学生から高校生を対象にしたサマースクールを開いています。サマースクールには小学1年生から3年生の児童とその保護者が参加しました。
飼育体験などを通じて命の大切さや動物を育てる工夫を学んでもらおうと50年近く前から開かれています。
こちらのグループはゾウ舎での作業を体験しました。
飼育員
「スコップでウンチをすくって一輪車の中に入れる」
ゾウが気持ちよく過ごせるように、スコップを使ってごみを取ったり水で流したりして丁寧に掃除していきます。
部屋をきれいにした後は…。
「お、来てくれた~花子ちゃ~ん。じゃこれからお掃除頑張ってくれたから、この花子ちゃんにごはんをあげましょう」
ごはんタイムです。自分たちの手で直接、スダックスという草を食べさせました。
こちらは、レッサーパンダの飼育体験です。オスの“ケンシン”のごはんの準備をしていました。
レッサーパンダでは高齢、12歳のケンシンが食べやすいように笹を細かくして与えました。
動物園の裏側を体験できるサマースクールはあすも開かれます。