10万匹に1匹の奇跡!青いアマガエルに来園者も興味津々「ご利益がありそう」
三重県にある水族館『伊勢シーパラダイス』にて、「幸せを呼ぶ青い二ホンアマガエル」の展示が行われています。
伊勢市内の田んぼで男性が発見し、同館に持ち込まれたという“青いニホンアマガエル”。青色の理由について、同館担当者は「ニホンアマガエルは青と黄色の色素を持っているが、黄色の色素が欠乏した突然変異のため、青色になったと考えられます」と推測します。
また、「ニホンアマガエルの色素欠乏は遺伝性がないため、本当の突然変異でしか起こらないと言われている」と、その希少性にも注目。“青いニホンアマガエル”の楽しみ方について、「10万匹に一匹の確率と言われる“奇跡の一匹”です。その美しい青色をぜひ実際に見て、楽しんでいただければと思います」と話しました。
2024年7月20日より実施されている本展示。同館担当者によると、展示を見た来館者たちからは、「すごく綺麗でした」「こんなに青いアマガエルを初めて見ました」「ご利益がありそう」など様々な声が寄せられているそう。なかには、青いニホンアマガルを見るために、『伊勢シーパラダイス』に訪れたという来館者も。
さまざまな生き物と出合ってきたスタッフ達でさえ、「全身がここまで均一に青いのは初めて見ました」という青いカエル。過去にも同館に、まだら状に青くなっているアマガエルは何個体か持ち込まれてきましたが、だんだん緑色になってしまう個体が多かったといいます。
「とっても綺麗で、絵の具の水色みたい」「今年生まれの個体のようなので、長生きして欲しいです」など、同館スタッフたちからも大きな関心を集める“青いニホンアマガエル”。
その希少性から「幸せを呼ぶ」とも言われており、見つけた人は“幸運”といわれているそうです。