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“進化系クロワッサン”がブーム!球体からリボンまで、ユニークな見た目も話題

2024年5月27日 11:42
“進化系クロワッサン”がブーム!球体からリボンまで、ユニークな見た目も話題

バターを練り込んだ生地を何層にも重ね、サクサクとした食感が楽しめる「クロワッサン」。“三日月型”が定番のクロワッサンですが、今その“見た目”に進化が起きているのです。話題の“進化系クロワッサン”を探るべく、中京テレビ「キャッチ!」は三重県伊勢市のパン屋に向かいました。

12種類のカラフル生地!中身のクリームも多彩

一般社団法人「パン好き協会」の石臥博代会長によると、いま“進化系クロワッサン”がブームなのだそう。

ブームの秘密を探るべく、中京テレビ・田村浩平アナウンサーが向かったのは、三重県伊勢市の『COQUELICOT ROUGE』に。定番からスイーツパン、おかずパンまで約240種類が揃う人気店。種類も豊富で、多いときには約4,000個売れるときもあるそう。伊勢神宮から車で約10分ということで、土日には地元はもちろん県外からのお客さんで賑わいます。

そんな『COQUELICOT ROUGE』では、さまざまな“進化系クロワッサン”を展開。まず田村アナが注目したのは、カラフルな生地が華やかな「bi-color クロワッサン」(486円~)。“2色”をという意味を指す英語「バイカラー」を商品名に含むように、2色で成形された生地が特徴。なかには、カシスやパッションフルーツなどクリームチーズをベースにしたクリームがたっぷり詰まっています。カラー違いで12種類展開しており、クリームの味は種類によってさまざま。

さらに、バイカラークロワッサンを4分の1サイズで楽しめる、「bi-color ミニクロ(5個入り)」(702円)も販売しています。

食感もおもしろい!球体のクロワッサン

『COQUELICOT ROUGE』のクロワッサンは、見た目のバリエーションも豊富。トレンドの“ニューヨークロール”をアレンジした「シュプリーム」(637円)もそのひとつ。輪切りにすると、クロワッサンの特徴でもある何層にも積み重なった生地の様子がよく分かります。見た目も個性的で、中にはクリームが入っています。

この「シュプリーム」と「bi-color ミニクロ」を掛け合わせたのが、お店の人気商品「ニューヨークロール×ミニクロ」(735円)。表面の模様は“ヨコ”で、中の断面は“タテ”など、断面まで楽しめます。

「ウチだけにしかない自慢の商品です」と、『COQUELICOT ROUGE』の糀谷 和人オーナーが田村アナに紹介したのは、なんと球状のクロワッサン「クーゲル」(594円)。クリスマスツリーのオーナメントをイメージしており、種類によって中には、“抹茶のアーモンドクリームとあんこ”、“グラノーラとダマンドクリーム”などが入っており、2つの食感を楽しめる仕掛けも。

独創的なデザインが魅力「見た目の鮮やかで選んでほしい」

特別に厨房に入れてもらえることになった田村アナ。すると、厨房内のオーブンからでてきたのは、リボンの形をした「リボンクロワッサン」(540円)。リボンの両端にラズベリージャムを注入して仕上げます。できたての「リボンクロワッサン」を試食した田村アナ。「(生地が)ざくざくとした食感で、なかから甘酸っぱいラズベリージャムが溢れてきます」と進化系クロワッサンを堪能しました。

球体やリボンなど独創的なクロワッサンを次々と生み出してきた『COQUELICOT ROUGE』。その理由について、オーナー・糀谷さんは「パンを選ぶとき、具材や焼き上がった匂いで選ぶことが多いのですが、ケーキ屋さんのように見た目の鮮やかさで選んでいただけたらと思いました」と明かしました。

そのこだわりは、クロワッサンだけなく「フルーツサンド」にも。フルーツで断面にお花を描いたりと、さまざまだ断面が魅力的な『COQUELICOT ROUGE』のフルーツサンド。なんと断面だけでなく、側面にもスライスしたフルーツが敷き詰められ、芸術的なデザインとなっているのです。

味はもちろん、見た目も楽しめる“進化系クロワッサン”。自分へのご褒美やちょっとした手土産にもオススメです。

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