アマゴの人工授精作業 約100万粒を採卵 約40日後に体長1.5センチほどの稚魚が誕生 三重・熊野市
三重県熊野市の赤倉水産では、近くを流れる清流を利用して約10万匹のアマゴを養殖しています。
人工授精の時期を迎え、体長40センチほどに成長したメスの腹から卵を取り出すと、手際よくオスの精子をかけて受精させます。
今年は猛暑の影響で水温が高く、卵を取る時期が1週間ほど遅れたものの、約100万粒の採卵を予定しているということです。
黄金色の受精卵はふ化のための水槽に移され、約40日後に体長1.5センチほどの稚魚が生まれます。
その後、1年から1年半かけて20センチほどの大きさまで育つということです。