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身長139㎝で跳び箱19段に成功!スーパーキッズの将来の夢は「スタントマン」

2024年6月24日 18:34
身長139㎝で跳び箱19段に成功!スーパーキッズの将来の夢は「スタントマン」
中村瑛音くん

跳び箱19段を飛び越えた、愛知県小牧市のスーパーキッズ・中村瑛音くん。19段成功のカギは“自宅道場”にあり!? 驚異のジャンプ力の秘訣を取材しました。

小学4年生で跳び箱19段!全国大会で優勝

愛知県小牧市の体操教室『トランポリンの森RolyPoly』。この教室に通うのが、小学4年生のスーパーキッズ・中村瑛音くんです。「いろいろな運動ができる子だと思います。レベルが違う、すごい」などと教室の仲間たちも一目置く瑛音くんの運動神経。取材時にも目の前で、バク転とバク宙を組み合わせた技やトランポリンを使ったアクロバットを次々と披露してくれました。

これだけでも十分すごいのですが、とくに“スゴい”のが跳び箱。実は瑛音くん、今年3月に行われた跳び箱を跳び高さを競う全国大会で、小学3年生の日本記録でもある“19段”に成功。学年別における男子の部で、見事優勝を果たしました。

体操教室には跳び箱は18段までしか置いていなかったため、練習でも跳んだことのない19段に本番で成功。

『トランポリンの森RolyPoly』の澤田和磨さんは、「本番にも強いしスター性があるというか、自分たちの想像を超える記録を出してきてくれる」と瑛音くんの能力を評価。続けて、「瑛音くんが跳べたら注文するって約束してたので、(跳び箱を)23段まで追加しました」と話しました。なんと、瑛音くんが19段を跳んだことを機に、跳び箱を追加購入。8月中には届くということです。

自宅に道場!将来の夢は「スタントマン」

身長139㎝の瑛音くん、跳び箱は18段で2mもの高さになります。跳び箱の練習は、月に1、2回程度。一体どうやって跳べるようになったのでしょうか?

その理由について、「家に鉄棒があるから懸垂したりして腕の力身につけたけど、ジャンプ力はもともとあった」と明かしました。なにやら、お家に秘訣がありそうな予感。ジャンプ力の秘訣を探るべく、瑛音くんの自宅について行ってみました。

「ここは走るところがあって、こっちは鉄棒があって」と自宅にあるトレーニングマシンを紹介する瑛音くん。それだけではなく、2階には中村家の名前をつけた道場が。実はこのトレーニングルームを作ったのは、お父さん。もともとは、おもちゃの散らかった子供部屋だったそう。

「瑛音が小学1年生ぐらい。ほんとに活発で運動神経いいんじゃないのというのと、できるまでやるしつこさがあった。ちょっと違うなと思って、トレーニングする部屋にしようかなって決めました」とトレーニングルームを作った経緯を話すお父さん。

その結果、運動能力はぐんぐん成長。「これがキックボクシングで、これが跳び箱の大会で優勝したので、これ空手、陸上…」と、ずらりと並んだトロフィーを紹介する瑛音くん。なんと跳び箱のほかに、空手やキックボクシング、陸上などでも記録を残すほど成長を遂げたのです。

どうしてこんなに運動をするのか尋ねると、「楽しいから」と答えた瑛音くん。お父さんは、「(瑛音くんが)やりたいことをやらせてる。自分がやりたいことで一つに決まったら、それを全力でサポートしていきたい」と息子への思いを語ります。

次の目標については“考え中”としながらも、将来の夢について「スタントマンになりたい」と明かしてくれました。常に全力投球のスーパーキッズの今後に注目です。

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