片道100円で“イルカウオッチング” 泳ぐ姿を渡し船から撮影
福岡・北九州市の海で、イルカが泳ぐ映像が撮影されました。その映像の1つを撮影したのが地元の渡し船。片道100円の渡し船が、さながらイルカウオッチングの遊覧船に早変わりしました。
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福岡・北九州市の海で、次々と背びれを見せて泳ぐイルカが撮影されました。映像には、海岸の近くで泳ぐ姿や、船を追いかけるように泳ぐイルカの姿が映っていて、「サプライズや、おお、マジで」と驚きの声も収められていました。
映像の1つを撮影したのが、地元の渡し船「若戸渡船」です。
若戸渡船 船長・矢野千比呂さん
「驚きましたね。初めてだったのね」
――乗っている時に出会えたら?
矢野さん
「ラッキーだと思います、本当に」
片道100円の渡し船が、さながらイルカウオッチングの遊覧船に早変わり。船に乗りに来た親子連れは、「きのうイルカが出たと聞いて」と、イルカに会えることを期待していました。
――イルカみたい人―!
子ども
「いえーい!」
イルカをじっと待ちますが、現れませんでした。
乗客
「せっかくイルカがでるなら撮りたかったけど、またリベンジしたい」
イルカが北九州市沿岸に現れた理由について、地元の水族館「マリンワールド海の中道」の藤丸郁さんは、「魚を追いかけて、たまたま近くまで来ている可能性はあると。あんな近くでは珍しいのかな」と話していました。