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泥まみれで「ガターザン」「人間むつごろう」「25メートル自由ガタ」も 1300人が参加のガタリンピック FBS新人記者も挑戦! 佐賀

2024年6月3日 19:34
泥まみれで「ガターザン」「人間むつごろう」「25メートル自由ガタ」も 1300人が参加のガタリンピック FBS新人記者も挑戦! 佐賀
新人記者も挑戦!

ことしも有明海の干潟で、熱い戦いが繰り広げられました。毎年恒例、泥まみれの運動会「ガタリンピック」が2日、佐賀県鹿島市で開かれ、40回目の節目を迎えたことしも会場は歓声と笑いに包まれました。

日本一の干満差を誇る有明海の干潟で、ユニークな競技に挑戦する「鹿島ガタリンピック」。ことしは海外から83人を含むおよそ1300人が参加しました。

ターザンのようにロープで干潟に飛び込む「ガターザン」は、飛距離だけでなくパフォーマンスも見どころです。

■長野県からの参加者
「高くて『怖っ』て思ったんですけど、開放感と潟のおいしさでいい思い出になりました。美容によさそうですよね。」

ムツゴロウの漁で使われる潟スキーという板に乗ってスピードを競う「人間むつごろう」です。懸命に泥をかいて25メートル先のゴールを目指します。

■参加者
「全然進まん。」

干潟に設置した直径2メートルの台の上で押し合い、落ちたら負けの「潟相撲」や、幅60センチの板の上を自転車で駆け抜ける「ガタチャリ」など、笑いあり真剣勝負ありの「干潟のオリンピック」に、詰めかけたおよそ2万7000人の観客からは大きな歓声があがりました。

ガタリンピックは、有明海の干潟を町おこしに活用しようと1985年に始まりました。

2020年からは新型コロナの感染拡大で3年連続で中止になりましたが、去年復活。ことしで40回の節目を迎え、国際色豊かなイベントに成長しました。

■アメリカからの参加者
「アメリカ出身です。ちょっと痛かったけど、ほんとに楽しかった。」

大会を締めくくるのは、ひたすら干潟を進み速さを競う「25メートル自由ガタ」です。

■白野寛太 記者
「入社1年目、白野。初ガタリンピック行ってきます!」

FBSを代表して新人の白野記者が挑戦します。

「位置について。よーい、ドン。」

■白野記者
「しょっぱい。足が上がらん!」

泥だらけになりながら、ゴールを目指します。

■白野記者
(Q.どうでした?)
「きつ!干潟なめてました。ガタリンピック恐るべしです。」

■参加者
「楽しかった。またしてみたい。」
「ガタ最高!」

40回の節目を迎え、日本だけでなく海外からも注目されるイベントとなったガタリンピック。運営委員会は大会を通じて、地元の若い世代に鹿島市に誇りを持ってほしいと話していました。

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