御座敷梅林に春の香り 樹齢300年の梅の盆栽も 週末は4月中旬並みの暖かさに 福岡
春の訪れを告げる梅の花。福岡県みやま市の古民家に展示された盆栽です。厳しい寒さを耐え忍んだ梅の開花が進む中、3月1日と2日はさらに暖かくなりそうです。
福岡県みやま市にある「御座敷梅林(おざしきばいりん)青輝園(せいきえん)」です。昭和初期に建てられた古民家の座敷に、樹齢60~300年の梅の盆栽を開花の時期に合わせて、毎年展示しています。
盆栽は屋外で育てているため、ことしは寒さの影響で例年より20日以上遅い開花となりました。
■訪れた人
「鳥のさえずりもあって、この雰囲気と梅とすごく合って、きょうはゆっくりできそうな雰囲気です。」
福岡管区気象台によりますと、28日の福岡県内各地の最高気温は、大牟田市で17.5℃、八女市黒木町で17.3℃、久留米市で16.3℃と、3月下旬並みの暖かさとなりました。
3月1日と2日は南からの暖かい空気が流れ込んでさらに気温が上がり、最高気温は4月中旬並みとなる見込みです。