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【梅雨明け】各地でことし一番の暑さ 猛暑を乗り切る水のアトラクションがスタート ブドウ狩りには家族連れ 土用丑の日を前にウナギのかば焼きづくりに職人が汗 福岡

2024年7月22日 19:17
【梅雨明け】各地でことし一番の暑さ 猛暑を乗り切る水のアトラクションがスタート ブドウ狩りには家族連れ 土用丑の日を前にウナギのかば焼きづくりに職人が汗 福岡
「めっちゃ涼しい」

気象庁は22日、九州北部が梅雨明けしたとみられると発表しました。1年の中で最も暑さが厳しい頃とされる「大暑(たいしょ)」の通り、各地で猛暑日となるなか、各地でこの暑さをさまざまな楽しみ方で乗り切ろうとしています。

■神崎愼治 カメラマン
「梅雨明けを待ちわびて多くの家族連れでにぎわっています。歓声が上空まで聞こえてきそうです。」

22日の九州北部地方は朝から強い日差しが照りつけ、平年より3日遅く、去年より3日早い梅雨明けとなりました。

福岡県内では広い範囲で気温が上がり、日中の最高気温は太宰府市で37.4℃、行橋市で37.2℃と、ことし最高を記録し、県内各地で35℃以上の猛暑日となりました。

猛暑日は今後も続く見込みで、気象庁は、福岡県と佐賀県に23日も熱中症警戒アラートを出して警戒を呼びかけています。

■白野寛太 記者
「キャナルシティ博多では子どもたちが水遊びをし、びしょぬれになって暑さをしのいでいます。とても涼しそうです。」

福岡市のキャナルシティ博多では22日、近くの保育園の園児およそ20人が招待され、びしょ濡れになって夏を楽しむことができるイベントが、翌日のオープン前に報道陣に公開されました。

音楽に合わせてシャボン玉と噴水がコラボレーションする「バブルタイム」や、最高およそ25メートルまで到達する噴水、バケツにたまった水を全身で浴びることのできるアトラクションなどが登場します。

■園児
「めっちゃ涼しい。」
「バシャ―ンてするところが楽しい。(Q.お日さま照っているけど暑くない?)暑くなーい。」

子どもたちは日差しの下で水に打たれながら暑さをしのいでいました。

■親子
「これおいしそう!」

ブドウ収穫のシーズンを迎え、福岡県うきは市の観光農園では、外国人観光客や家族連れなどがブドウ狩りを楽しみました。

■訪れた子ども
「甘酸っぱそうに見える。冷やしてパクパク食べたい。」

この観光農園では7月13日からブドウ狩りが始まり、9月中旬まで種類を変えながらおよそ7種類のブドウが味わえます。

待ちに待った梅雨明けに、期待を膨らませていました。

■春光園・末次元気さん
「災害もなく例年通りブドウやナシ狩りができると思うので、家族や友達などと来て、ワイワイ楽しくとってほしい。」

さらにブドウ狩りのあとに、ほてった体を冷やしてくれるこんな楽しみも。

■阿部まみフィールドキャスター
「甘い!そのままブドウを食べているような感じです。この1杯でブドウの甘みを存分に感じられます。おいしい!」

この農園でとれた新鮮なブドウ1房を半分近く使った、ぜいたくな生搾りジュースです。

■福岡市から訪れた人
「子どもたちの夏休みも始まったので、暑さに気をつけながら楽しい思い出をたくさんつくってやりたい。」

一方、北九州市では、この時期、夏バテ対策として食べられるウナギの出荷の準備が進められていました。

24日の「土用の丑の日」を前に作られていたのは、ウナギのかば焼きです。機械で焼く「機械焼き」と職人が手で焼く「手焼き」の2種類の方法で、多い日にはおよそ2万匹のウナギをかば焼きにしています。

職人たちは火を前にして大粒の汗をかいています。こまめな休憩や水分補給など熱中症対策をしながら、丁寧に焼き上げています。

■川崎直人 記者
「外はカリッと、中はふわっとした食感で、まさにウナギの旨みが凝縮されている感じがします。とてもおいしいです。」

長い時間をかけてじっくりと焼くことで、余分な脂や臭みを落としたウナギとオリジナルのタレがマッチする逸品です。

■福岡養鰻・各務秀人 社長
「かば焼きは焼き魚。焼くほどおいしさが出るというのが持論。せっかく食べるのあれば、おいしいウナギを食べてほしい。」

全国のスーパーに冷凍で配送されるほか、オンラインで購入できるということです。

涼しさ満載の体験に、おいしさ満点のグルメ。それぞれの楽しみ方で、ことしの厳しい夏を乗り切ります。

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