シンボルはゴールドリボン 小児がんを知って 子どもたちの絵画や切り絵を展示 福岡県庁
2月15日の国際小児がんデーに合わせて、患者の子どもたちの作品を紹介する催しが福岡県庁で開かれています。
闘病中の男の子が初めて学校に行き、友だちとダンスをした時の様子が描かれています。
この作品展は、小児がんについて知ってもらい支援につなげたいと、患者の子どもたちが制作した絵画や切り絵、書道18点が展示されています。
小児がんは14歳以下の子どもに発症する白血病や脳腫瘍、悪性リンパ腫などのことで、福岡県ではおよそ100人が闘病しています。
■吉村史織アナウンサー
「乳がんはピンクリボン、エイズはレッドリボンがシンボルですが、小児がんのシンボルはゴールドリボンです。多くの人に認知してほしいと、ツリーも準備されています。」
医療の向上で小児がんの治る割合は高くなったものの、いまも年間500人ほどの命が奪われ、14歳以下の死亡原因の上位を占めています。
この作品展は2月22日まで、福岡県庁1階ロビーで開かれています。