福岡県では14日も各地で30℃以上の「真夏日」となっています。熱中症に注意しながらも、「暑さ」と「夏」を意識した、アツイ現場を取材しました。

日傘をさす人に、アイスを食べる人。福岡県太宰府市では14日午後、最高気温32.8℃を記録し、5日連続で「真夏日」となりました。

このほかにも、久留米市で34.3℃八女市で33.2℃、朝倉市で32.5℃など県内11地点で「真夏日」となりました。

子どもたちがさつまいもの苗を植えているのは、福岡市・天神にある地上11階建てのビルの屋上です。

ふだん、土に触れる機会が少ない子どもたちに栽培の喜びを知ってもらおうと、屋上菜園を持つビルの管理会社が企画しました。

最高気温29.9℃とあと一歩で真夏日だった福岡市。子どもたちは水分を補給するなど、熱中症対策を徹底して苗を植えていきました。

■園児
「楽しかった。」

商業施設で始まったセールでも「暑さ」と「夏」を意識した商品が並んでいました。

■松原健介記者
「イオン九州できょうから始まったセール。定額減税にちなみ、4万円均一の商品も登場しています。」

年間1人あたり4万円の「定額減税」が6月から始まったことに合わせて、イオン九州では消費を後押しするセールが始まりました。

対象は九州内の「イオン」や「マックスバリュ」などおよそ220店舗で、4万円均一の商品が登場しました。この季節に欠かせないエアコンは、買い替えの際の取り外しなどにかかる工事費が無料になっています。また、寝苦しい夜に涼しさを感じるパジャマや肌着などもあります。

■訪れた人
「夫のパジャマを。酷暑なので、通気性のいい物など素材も気にしたいと思っています。」

■イオン九州・中川伊正社長
「かなり暑くなってきていますので、衣料品、住まいの暮らしの商品を暑くなる前に買っておいていただいて、お得感を味わっていただきたい。」

九州北部では15日も最高気温が30℃前後まで上がる見込みで、熱中症に注意が必要です。