伝統行事「臼かぶり」寒さの中で臼を持ち上げ水かぶる 福岡・大牟田市
福岡県大牟田市の神社で、木の木の臼に入った水を頭からかぶる伝統行事「臼かぶり」が行われました。
8日に大牟田市の三池本町祇園宮で行われたのは、「臼かぶり」と呼ばれる伝統行事です。
臼かぶりは明治元年に地元で起きた大火事をきっかけに、火災よけの祈願として始まったとされています。
気温は4度と冷え込む中、小・中学生もバケツに入った水を勢いよくかぶりました。
大人がかぶる水が入った臼は、最も重いもので100キロ近いといいます。参加者は勢いよく臼を放り投げ、大きな拍手が送られました。
■参加者(40代)「最高ですね。上げ切ったという感じ。災害とか続いているので、平和に暮らせていけたらいいなと思う」
冬の寒さの中、境内は地元の人たちの熱気に包まれていました。