93歳の映画ファンも駆けつけて祝福 全焼した小倉昭和館が再建してグランドオープン 福岡
93歳の映画ファンも駆けつける
北九州市の旦過市場一帯を襲った火事で全焼した映画館、小倉昭和館が復活し19日、グランドオープンしました。
午前9時半すぎ、グランドオープンを待ち望んでいたファンを、3代目館主の樋口智巳さんが出迎えました。
最初に上映したのは火災から再建した映画館を巡る物語、「ニュー・シネマ・パラダイス」です。
中には76年前、昭和22年に小倉昭和館の前で撮影した写真を持参した人もいました。
■70年前から通っていた浦田道子さん(93)
「そのころ洋画を見るのが楽しみで。立派になって本当に おめでとうございますという気持ちですね。」
関係者を招いて、再建した劇場の内覧会も行われました。年内の上映は30日までで、年明けは1月2日から営業を始めるということです。