有明海で養殖ノリの種付け始まる 1000隻の船が漁港を出発 13億枚の収穫を目指す 福岡
福岡県沖の有明海で18日、今シーズンの養殖ノリの種付けが始まりました。
18日午前6時半、福岡県柳川市の沖端(おきのはた)漁港をおよそ1000隻の船が出発し、有明海の漁場に養殖用の網を張りました。網にはノリの胞子を付けたカキの殻が結びつけられていて、ノリは網に絡みながら成長し、1か月後には収穫できます。
福岡有明海漁連によりますと、昨年度は海水温が高かった影響で、生産量は目標の6割程度にあたるおよそ7億6500万枚にとどまりました。
海水温は16日の時点で、平年より3℃ほど高めでしたが、福岡有明海漁連によりますと今後、気温が下がれば順調な生育が見込めるということです。例年通り、13億枚の収穫を目指しています。