北九州市立大学は旦過市場での新学部開設に向け、市議会に理解を求めました。

24日に開かれた北九州市議会の総務財政委員会には、北九州市立大学の柳井雅人学長が出席しました。小倉北区の旦過市場に開設を目指す新学部について説明し、議会に協力を求めました。

旦過市場は今後、再整備事業が進められ、北九州市が4階建ての商業施設を建設するほか、神嶽川（かんたけがわ）沿いには民間主体の施設が建設される予定です。

北九州市立大学は3年後の2027年4月に「情報イノベーション学部」新設を目指していて、IT分野などの実践的な教育プログラムで、デジタル人材の育成を行います。

■北九州市立大学・柳井雅人学長
「旦過周辺は情報産業が集積しているので、そういった企業と連携がとりやすい。それを踏まえて、実践的な教育を行うことができるところが一番の魅力。」

北九州市立大学の新学部は今後、市や議会で議論された上で、大学側が設置場所を最終決定します。