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静かな港町の夜に4トンものだんじりが激しくぶつかり合う 海正八幡神社の秋祭りの名物「けんかだんじり」【徳島】

2024年10月2日 19:28
静かな港町の夜に4トンものだんじりが激しくぶつかり合う 海正八幡神社の秋祭りの名物「けんかだんじり」【徳島】
秋祭りのシーズンです。

徳島阿南市橘町では、海の安全と豊漁を祈願する海正八幡神社の秋祭りが、10月1日から始まりました。

夜の帳に包まれた橘町、4つの地区から出発した「だんじり」が、太鼓や鉦を打ち鳴らしながら掛け声とともに町内を練り歩きます。

そして細い路地でだんじり同士が出会うと、重さ4トンものだんじりを勢いよく引き、激しくぶつけあいます。

これが海正八幡神社の秋祭り名物「けんかだんじり」です。

迫力ある光景と響き渡る音、集まった人たちは、時を忘れて「けんかだんじり」に見入っていました。

(見物客)
「だんじりとだんじりの当たる音を聞くと、人生を何か感じる。また明日から自分たちもやってやろうかみたいな感じで。いつも感動をもらっている」

(地元住民)
「地元民ですけど、毎年来てて、すごく迫力があって楽しい」
「けんかだんじりのおかげで地元民みんな集まって、すごくいいお祭りだと思います」

普段は静かな港町を夜遅くまで熱気に包む「けんかだんじり」は、10月2日の夜も行われます。
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