イランの弾道ミサイルによる攻撃を受けたイスラエルが数日以内に報復攻撃に踏み切るとアメリカのニュースサイトが伝えました。

アメリカのニュースサイトアクシオスは、イスラエルがイランによるミサイル攻撃に対する「大規模な報復」を数日以内に開始すると伝えました。

イスラエル当局者の話として伝えたもので、イラン国内の石油生産施設やその他の戦略的拠点を標的にする可能性があるという事です。

一方、イランではイスラエルへの攻撃を祝う人々の姿が見られました。

またイランのアラグチ外相は「イスラエルがさらなる報復をしない限りわれわれは攻撃を終了する」と宣言しました。

ただ、革命防衛隊の幹部は、イスラエルが報復攻撃に踏み切った場合、さらに強力な措置をとりすべてのインフラを攻撃すると警告しています。

一方、レバノン南部では地上侵攻したイスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラによる戦闘が2日も行われました。ロイター通信によりますとイスラエル軍はレバノン領内での戦闘でこれまでに兵士8人が死亡したことを明らかにしたということです。

イスラエル軍はレバノンの首都ベイルートの郊外でも新たに空爆を行ったということで各地で戦闘が激化しています。