「秋がなくて夏と冬という感じ」夏日が続いた熊本も立冬は暦通りの寒い朝
8日は二十四節気のひとつ「立冬」。冬が始まるころとされ、熊本県内の朝はその暦通りの寒さになりました。
最低気温が阿蘇市乙姫で1.3℃、南阿蘇村で2.1℃など全ての観測地点で平年を下回った8日の熊本県内。阿蘇市では川から蒸気が出るなど冬らしい景色に包まれ、霧で視界が悪くなる中でも散歩やランニングをする人の姿が見られました。
■散歩していた人
「ここ2、3日は暑かったから、10℃ぐらい違う感じで。本当に冬になってきたなという感じ」
登校する小学生も寒そうです。
■通学する小学生
「とても寒くて耳が凍りそうになりました」
マフラーや手袋、厚手の上着姿ですっかり冬の装いです。
寒さは1日から6日まで夏日が続いた熊本市でも。
■緒方大樹記者
「ここ数日、日中暖かい日が続いていますが、今朝の江津湖では10℃を切る肌寒い気温となっています。」
熊本市の最低気温は8.3℃。早朝の公園では寒空の下、散歩する人の姿も…。
■散歩していた人
「寒いですね。歩くと少し汗が出るので、一枚 だけ脱いできましたけど、やはり寒いですね」
「僕はダウンを着てきました」
Qダウンはいつ出した?
「きょう」
寒さの備えは、人だけではありません。
■犬の散歩をしていた人
「寒くて震えたりするので、犬も洋服を着せて冬支度をしている」
■散歩していた人
「今まで暑かったからね。急に寒くなった。秋がなくて夏と冬という感じ」
一方、天草市。暦の上は冬になったものの、咲いていたのは秋の花、コスモス。花びらに朝露がきらめく幻想的な光景が広がりました。
気象台によりますと、熊本県内は11日(土)から14日(火)にかけて寒さが厳しくなるということです。