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絶景!温泉!グルメにアクティビティ!コロナ後にぎわい取り戻した阿蘇のいま

2024年5月2日 20:10
絶景!温泉!グルメにアクティビティ!コロナ後にぎわい取り戻した阿蘇のいま
コロナ禍乗り越えた阿蘇

新型コロナが5類に移行して初めてのゴールデンウイーク。「再出発を果たした宿」「驚きのグルメ!」に「不思議な体験も」逆境を乗り越えた阿蘇の今を紹介します!まずは…

1961年創業の阿蘇市内牧にある「阿蘇プラザホテル」。
阿蘇の絶景と温泉を楽しめる老舗のホテルです。
稲吉淳一社長は阿蘇広域観光連盟の代表でもあり、新型コロナでにぎわいは、一変したといいます。

■阿蘇プラザホテル 稲吉淳一社長
「全く人がいなくて、車も走ってないこの阿蘇を見てやっぱり何ていうんでしょう」

阿蘇市を訪れた外国人観光客の数です。例年60万人前後を推移していましたが、3年前には500人にまで落ち込みました。

■稲吉社長(2020年3月)
「この先どうなっていくのか、いつ終わるのか見通しがつかないとどうしようもできない」

宿泊のキャンセルが相次ぎ、1年のうち250日休館したことも。それでも…

■稲吉社長「やっぱり阿蘇には帰ってくる、その一念でいましたね、必ずにぎわいは戻る」。

稲吉社長は大胆な決断を下します。

■永島由菜アナウンサー「すごーい」

国の補助金を使い、約1億円をかけ部屋を改装。インバウンド向けに、100室中20室を和室から洋室にしました。
さらに、風呂場には大きな窓をつけ開放的に。コロナ禍で苦境に立たされながらも、未来への投資に打って出たのです。

さらに…コロナ前はゼロだった外国人スタッフ。“言葉の壁”を少しでも解消しようと、ミャンマー人スタッフ6人を新たに雇用しました。

■稲吉社長
「うちの昔からいるスタッフとも 仲良くしていただきますし、頼りにしています。」

Q最初わからなかった熊本弁は?
■スタッフ
「とっとった、とっとっと?とか」
「今は慣れたので大丈夫です」

改革を進めるホテルに追い風となったのが…こちらのホテルの庭園。

■稲吉社長
「スプーンが曲がるんです、この阿蘇の大自然を感じて心を整えたら」

スプーン曲げの成功率80%!「阿蘇のパワースポット」とSNSを中心に話題に。今ではスプーン曲げを目当てに訪れる観光客もいるほどです。

私も挑戦しました!

■永島アナ
「自然を感じながら、行きますよせーの…えーすごーい!90度以上曲がりますよ」

「ちなみになんでスプーン曲がるんですか?」

■稲吉社長
「パワースポットだからです。全国唯一のところです」

コロナ禍で注目されたのが、屋外でのアクティビティ。

■インストラクター末廣里美さん
「ドイツ発祥のスポーツギアでポッカールといいます」

三輪車のような乗り物で、一気に斜面を下る“ポッカール”。
スピードは最高、時速50キロまで出るそうです。
目の前には、阿蘇の雄大な景色が広がります。

そして…お腹を空かせて向かったのは、阿蘇市の国道沿いにある「馬方そば屋」。
店自慢の「十割そば」をいただきます。

■永島アナ
「ん~おいしい~そばの風味がしっかり強い。ほど良い歯ごたえがあります」

この店の魅力は“そば”だけではないんです。

■馬方そば屋 山部久芳代表
「馬方セットです」
■永島アナ
「え~~これ全部馬方セットですかこれでおいくらですか?」
「450円です」

「お客さんの喜ぶ顔が見たい」と始まった馬方セット。そばに“プラス450円”で阿蘇の名物タカナ飯や小鉢など20品が並びます。

この1年で県外や海外からの客足は回復。新鮮な反応がやりがいにもつながっています。

Q外国の方も驚かれるのでは?
■山部代表
「そうですね。もうびっくりした表情しか伝わらないんですけれど」

逆境を乗り越え、パワーアップした阿蘇があなたを待っています。

■稲吉社長
「阿蘇っていいでしょうってやっぱり言いたくなる部分っていうのはやっぱりありますね。もっともっとこの素晴らしい阿蘇をみてほしいですね。みんなに」

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