スポーツの秋!各地で運動会も開かれる時期ですが、御船町の吉無田高原では｢恐竜たちの運動会｣が行われました。

■永島由菜アナウンサー
「御船町にやってきました。ここできょう、一風変わった運動会が行われると聞いたんですが…えー!恐竜!?」

そこにはカラフルな恐竜たちの姿が。御船町で行われたその名も｢恐竜運動会｣。御船町では、1979年、日本で初めて肉食恐竜の歯の化石が発見されました。その後も多様な恐竜の化石や学術的にも貴重な化石が相次いで発見され、町は恐竜博物館をオープンさせるなど｢恐竜の郷づくり｣に取り組んでいます。

この運動会は、御船町の地域おこし協力隊のメンバーが開催したもので、今回で3回目。熊本だけでなく、九州各県から色とりどりの“恐竜”が集まりました。

■福岡からの男の子
「恐竜、かっこいいから参加することにした」
Q何か目標ある?
「金メダルをもらうこと」

ドレスコードは恐竜の着ぐるみということで、私、永島も恐竜の…ガイコツに大変身!
♪ガオー

まず始めは、ラジオ体操でしっかり準備運動。

■永島由菜アナウンサー
「横を見ると、カラフルな恐竜たちが短い手を伸ばしているのが、なんとも言えないかわいらしさがありますね。恐竜の手足が短いから、きれいに伸ばせているかは分からないですけれど、楽しい」

運動会は赤組と青組に分かれて競技を行います。

第一種目は｢大玉転がし｣。私も挑戦しましたが…。

■永島由菜アナウンサー
「コーンが見えない」
「頑張って押して押して」
「お?こんなにおっきい玉なのに、見失っちゃいますね」

着ぐるみで視界が狭いため、なかなか思うようにいきません。しかし、こんな人たちも。

■西原村と大分から
「ちゃんと作戦を練ってきた。前日の夜にYouTubeを見ながら、私たちこういう風に転がしたら良いよねっていいながら」
「上手くいきました。作戦通りに。1番早かったと思います」

この日の吉無田高原の気温は9℃。風が冷たく、休憩中はたき火で暖を取る人たちの姿もありました。

こちらは頬に恐竜のペイントシールを貼った女の子!運動会の楽しみ方も人それぞれです。

■熊本市から ペイントシールを貼った女の子(9歳)
「前にこけそうになったけど、最後まで走り抜けたから良かった。楽しかった」

午後の部、最初の競技は、“恐竜”らしく｢肉取り競争｣。両サイドから走って、中央に置いてある肉を取り合います。

■永島由菜アナウンサー
「恐竜が1、2、3、4…もう数え切れないくらいの恐竜が1つのお肉を奪い合っています」

私も挑戦しましたが…。

■永島由菜アナウンサー
「悲しい・・・」

残念ながら、大好物のお肉に届かず…。

その他にも綱引きや、パン食い競争ならぬ｢肉食い競争｣など、会場は大盛り上がり。

そしていよいよ最終種目の｢団体リレー｣。肉をバトンに2人一組で走りますが…。

■永島由菜アナウンサー
「置いてかないでね」

私のペアは小学生の男の子。子どもたちに大人がついていけない場面も多くありましたが、無事ゴールすることができました。

■福岡からの女性と佐賀からの孫
Qきょうどうだった?恐竜さんになってみて
■孫
「楽しかった～」
■祖母
「ちょっと寒かったんですけれど、とっても楽しかったです。また次回参加したいなと思いました」

■西原村・熊本・大分から
「また夜な夜な作戦会議をして挑もうと思います」

■開催した御船町地域おこし協力隊の上地悠太さん
「無事ケガなく終えて良かったと思います。色んな方に来ていただいて、御船町が発展していったらと思う」

体を動かしながら恐竜気分も味わえる運動会。次回は来年の春頃を予定しているということです。