1円玉ほどの大きさ『日本一小さい』ハッチョウトンボを例年より2か月遅く確認
上天草市で、今年も「日本で一番小さいトンボ」、ハッチョウトンボが飛んでいるのが確認されました。その大きさは1円玉ほど。とても小さなトンボです。
18日、上天草市姫戸町の湿地に現れた体長2センチほどのハッチョウトンボ。オスは成熟するにつれ鮮やかな赤い色になるため「コアカネ」とも呼ばれ、熊本県の絶滅危惧種に指定されています。
毎年5月中旬に見られますが、今年は17日まで確認できず、トンボの姿を探していました。
■上天草市マイスターガイド 橋本英治さん
「やっと見つかりました、2か月遅れで。うれしいですよ、やっと会えた」
橋本さんによりますと、ハッチョウトンボが見つかった時期が例年より遅れたため、いつまで見られるかはわかっていないということです。