春の大祭「こくんぞさん」 「ご縁」の福銭5円玉を求める参拝者でにぎわう 四山神社
商売繁盛などにご縁があるとされる荒尾市の四山神社で13日、春の大祭「こくんぞさん」が行われました。
四山神社で毎年春と秋に開かれる大祭は、かつて虚空蔵菩薩がこの地に降りたという言い伝えから、「こくんぞさん」の呼び名で地域に親しまれています。13日は、神職による祈願や地元の小中学生による舞の奉納が行われました。
この祭りでは、商売繁盛や縁結び、家庭円満などに「ご縁」があるとされる福銭の5円玉を社務所で受け取り、ご利益があったら次の祭りで倍以上にして返すという習わしがあります。この日は約8千枚が用意され、多くの参拝者がご利益を求めて福銭を受け取っていました。
次回のこくんぞさんは9月13日に開催されます。