熊大附属小で外国人児童の合格発表 再来年度の国際コース設置前に試験的に受け入れ
熊本大学は2026年度から付属の小中学校に国際クラスの設置を予定しています。それを前提に、小学校で試験的に受け入れる外国人児童の合格発表が10日、行われました。
合格発表は、学校での掲示とホームページの両方で行われました。熊本大学によりますと、応募資格は外国籍を持ち、英語でコミュニケーションがとれる子どもです。今回受験したのは7人で、英語での聞く力や話す力を考査した結果、5人が合格しました。
■夫がスリランカ人 ヴィクラマシリ・伊織さん
「小さい時に英語を話していても、普段が日本語だと忘れてしまっている。向こうに帰った時に、日本語だけだと親族ともコミニュケーションがとれないので、そういうことを考えた時に必要だなと考えています」
■タンザニア出身 ムサ・バゴさん
「この学校は日本語と英語をミックスしたカリキュラムだから、英語を上達させるだけでなく、 日本の文化を日本語で学ぶこともできる。大変良い機会を得られてうれしい」
今回合格した5人は来年度は一般のクラスに入り、再来年度の2年生から新たに設置される国際クラスに編入される予定です。