阿蘇市のスズラン自生地で小学生が草原学習 野草や花などを観察
スズランの自生地として有名な阿蘇市波野で27日、地元の小学生たちが野草や花などを観察する草原学習を行いました。
草原学習は、スズランの自生地をより良い状態で後世に残していくために必要なことを学ぼうと、阿蘇市住環境課などが開きました。27日は地元の波野小学校の児童37人が、標高約890メートルにあるスズラン自生地公園で、専門家から草原の動物や秋の七草について話を聞いた後、自生地に咲く野草や花などを観察しました。
自生地では、スズラン以外にも208種類の草原植物が観察されていて、そのうち希少植物が20種類あることが確認されています。
■観察した児童
「まずは花のことをいっぱい知って、守りたいです」
阿蘇市住環境課は、今後も草原学習を行っていきたいと話しています。