被災地の子供たちを対象に 石川・金沢市で宇宙飛行士の野口聡一さんが講演会
能登半島地震で被災した子どもたちを対象に、宇宙飛行士の野口聡一さんが金沢市内で講演を行いました。
この講演会は、能登半島地震で被災した子どもたちを支援しようと金沢ロータリークラブが開いたものです。
講師として招かれた宇宙飛行士の野口聡一さんは、これまで3度、宇宙飛行を経験し、国際宇宙ステーションでは船外活動なども行ってきました。
野口さんは、参加した能登地区の小中学生などおよそ500人を前に、「今、夢を実現させるやり方が見えなくても、あきらめないで続けてほしい」とした上で、今は、民間企業がビジネスとして宇宙開発を目指す時代になり、宇宙がより身近なものになってきていると語りました。
そして、子どもたちから野口さんへの質問も…。
■子ども
「(宇宙食で)一番好きな食べ物はなんですか?」
■野口聡一さん
「宇宙で食べるラーメンはおいしかったですね」
子どもたちは、野口さんのエピソードに胸をときめかせているようでした。