集まる“初物のタケノコ” 石川県内最大の産地・金沢で出荷始まる 17日に店頭へ
春の味覚、タケノコの出荷が本格的に始まります。石川県内最大の産地・金沢市から今シーズンの初物が出荷されました。
トラックで続々と運び込まれてきたのは春の味覚、タケノコ。
石川県内で採れるタケノコの約9割が金沢市から出荷されます。
16日から出荷が始まったJAの集荷場では、箱詰めされたタケノコ一つ一つに傷がついていないかなど、丁寧に検査が行われていました。
ことしは2月以降、気温の低い日が続いたため、タケノコ自体の生育は遅れ気味だということですが、品質は例年通り良いものが育っているといいます。
JA金沢市筍部会・山下 冷治 部会長:
「定番の料理というと、タケノコご飯、煮物、天ぷら、いろんな料理にタケノコ入れていただいて、食感だとか風味だとか楽しんでいただければいいかなと思っています」
ことしは裏年にあたり、収穫量は少ない見込みですが、シーズンを通して2年前の裏年より3割多い160トンの出荷を目指しています。
この日出荷された金沢産のタケノコは、17日店頭に並びます。