金沢産「甘えび」を給食で 子どもたちが石川の自慢の“味”堪能
元漁師・鳥井 淳二 さん:
「ここに魚を寄せてきて、ここの袋のところに入るようになっています。この袋の大きさ、これは小さいけど実物は75メートルあります」
金沢市内の小学校に講師として訪れたのは、長年、船長として漁業に携わってきた鳥井淳二さん。
児童たちに、地元の海の幸について知ってもらうため、底引き網漁の仕組みや、大きな甘エビに成長するには10年近くかかることなどを説明していきました。
児童からの質問コーナーでは…
児童:
「一回卵を産むときにどれくらいの甘エビを産むんですか?」
元漁師・鳥井 淳二 さん:
「ちらっと聞いたところでは10万個と聞いています」
そして、給食の時間になると…
「いただきます」
児童たちに振舞われたのは、大きな金沢産の甘エビ。具足煮で1人1尾、味わいました。
児童:
「身がぷりぷりしていて美味しかったです。なかなかこんなサイズは食べられないから味わって食べようと思いました」
「(漁師さんが)夜遅くまで頑張っていたので(食べられるのが)贅沢だなって気がしました。もっと大切にしながら食べたいと思いました」
今後、金沢市立のすべての小中学校の給食に甘エビが登場するということです。