今週末は雪か 雨?雪?その目安は… 小野さんのなるほど天気解説
市川:
小野さん、初雪が遅れています。あさっては、もう、二十四節気の「大雪」ですね。
小野:
寒気が入り土日は、雪の可能性があります。
小野:
気象台の週間予報を見ていきましょう。あすは雨、土曜日は雨か雪、日曜日は雪が先にきて、雪か雨の予報です。
市川:
先にくる方が可能性が高いという意味合いでしたね。
小野:
その通りです。気象台の予報では日曜日の方が雪になる可能性があります。
そして、月曜日以降は雨か雪です。
市川:
日中の最高気温も、ひと桁の日が多くなりますね。
小野:
金沢の日曜日の最高気温7度というのは、1月15日頃の気温です。
市川:
いよいよ冬がやってきましたね。
小野:
雪の降る可能性が出てきました。
市川:
週間予報は雨か雪、雪か雨になっていますが、雪になるか、雨になるかでは大違いですよね。
小野:
そこで上空の寒気と、平地が雨か雪かの目安を改めて確認していきましょう。
テレ金ちゃんでは、寒気の予想を上空1500メートルの気温で表示しています。目安として、マイナス3度からマイナス6度が雨かみぞれ、マイナス6度以下なら雪、マイナス12度以下だと大雪の目安とされています。
市川:
3段階の中間の色が県内にかかると、雪になる目安というわけですね。
小野:
その通りです。
小野:
あすの予想天気図を見てみましょう。
その中間の色は、あすはまだ県内にはかかっていません。ただ今後、冬型の気圧配置が続く予想ですので、雪は寒気の強さと南下のタイミング次第です。
小野:
そこで、別の画面で寒気の予想を見ていきます。
雪になる目安・3段階の中間の色に注目して見ていきましょう。あす朝から動かします。
小野:
次第に能登地方に南下してきます。そして土曜日から日曜日です。
市川:
土曜日も南下してきますが、日曜日のほうが寒気が入ってくるようですね。
小野:
気象台からは、みぞれでも初雪として発表されます。月曜日になると少し、寒気は北上します。
市川:
テレビ金沢の天気予報をご覧になるときは、雪の目安としてこの寒気の強さを参考にしてほしいですね。
今月は、このまま寒さが続くんでしょうか。
小野:
きょう気象台から発表された1か月予報を見ていきましょう。1月3日までの予報です。
気温は、20日までは低い、そのあとは平年並みか低い予報です。そして、雪の量はズバリ「多い」という予報です。特に、20日の週までは、寒気や、冬型の気圧配置の影響を受けやすいためです。
市川:
気を引き締めたいですね。
小野:
最後に、気象台の週間予報でこの先の天気をもう一度、確認しましょう。
あすは雨、土曜日は雨か雪、日曜日は雪か雨の予報です。そして月曜日以降は雨か雪です。日中の最高気温も、ひと桁の日が多くなるでしょう。雷にも注意してください。
市川:
土日、場所によっては雪が積もる所もあるかもしれませんから、気を付けたいですね。小野さんとお伝えしました。