全国学力テスト前に 石川県独自の基礎学力調査 県内小中学校で一斉に テスト未実施の教科補う

17日に行われる全国学力・学習状況調査 いわゆる全国学力テストを前に、石川県が独自で行う基礎学力調査が15日、県内の小中学校で一斉に行われました。
この基礎学力調査は、17日に行われる全国学力テストで実施されない教科を補おうと、石川県が毎年独自で行っているものです。
対象は県内すべての公立小中学校の小学4年生と6年生、中学3年生あわせて約2万7000人です。
教科は、小学4年生が国語と算数、小学6年生と中学3年生は社会と英語と、それぞれ全国学力テストで実施されない2科目で行われます。
この調査の結果については7月中旬頃をめどに、各市町の教育委員会へ伝えられるということです。
また、全国学力テストについては、中学校理科に限って試験的にパソコンやタブレットを使ってオンラインで回答する形式がとられ、アクセスの集中回避のため、14日から17日までの分散日程で実施されているということです。