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稲わらをすき込む前に分解をうながす肥料をドローンで散布する実演会 藤崎町

2024年10月8日 14:34
稲わらをすき込む前に分解をうながす肥料をドローンで散布する実演会 藤崎町

JA全農あおもりは稲のわら焼きの課題解決に向けて稲わらをすき込む前に分解をうながす肥料をドローンで散布する実演会を開きました。

実演会は藤崎町のJA組合員のほ場で行われ関係者30人が参加しました。ドローンのタンクに稲わらの分解をうながす肥料「腐熟促進剤」を入れたあと稲刈りが終わった田んぼに空から散布しました。
腐熟促進剤は微生物の力で稲わらを腐らせるもので何もまかずにすき込むよりもガスの発生を抑え生育障害を軽減するほか土づくりの効果も高まるということです。またドローンでの散布時間は30アールで11分と通常のおよそ3分の1に抑えることができるとしています。

★JA全農あおもり肥料農薬推進課 須藤雅樹課長
「(腐熟促進剤の利用者が)今まだまだ少ないですので試験を重ねながらみんなに広く普及させていければと思っています」

JA全農あおもりでは稲わらを焼かずに腐熟促進剤を使ったすき込みを推奨しています。

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