「海峡サーモン」の加工を体験 シンガポールの大学生が食文化の違いを実感 むつ市
シンガポールの大学生がむつ市の特産品を海外に販売する戦略を考えるため、特産品の生産現場で作業を体験しました。
アジアを代表する大学として知られるシンガポール国立大学で日本語を学ぶ学生12人はむつ市や県の事業で県内の文化を学ぶため、今月13日から県内に短期留学しています。きのうは「海峡サーモン」で知られるむつ市大畑町にある北彩漁業生産組合の加工施設を3人の学生が訪れました。学生たちはサーモンの骨抜きや刺身用にさばく作業などを体験し、新鮮なサーモンを味わっていました。
★シンガポール大学の学生
「口のなかでとろけてとてもおいしかったです」「家でこういう料理を作るのも日本と違うところがあるからそういうところも考えなければならないと思います」
学生たちは市内の企業で体験した経験をもとに、シンガポール企業でのインターンシップを経てことし12月に県内の特産品や旅行商品などを売り込む戦略をプレゼンします。