伊予市のこども園 園児たちが果物の苗木植えつけ 高校生のサポートで畑が完成
愛媛県伊予市の認定こども園で、園児が高校生と一緒に果物の苗木を植えつけました。
夢中で穴掘りしているのは、伊予市の認定こども園「みかんこども園」の園児たち。園の隣の畑に、ミカンやリンゴなど6種類の果物の苗木を植えようというのです。
園児たち:
「あ!ミミズまた出てきた!めっちゃおる!」
伊予農業高校・園芸流通科のお兄さんとお姉さんたちが園児をサポートします。
去年、こども園が高校に畑の活用方法について相談したことから始まった取り組みです。先月には、畑に肥料を混ぜ込む“土づくり”をおこなうなど一緒に準備を進めてきました。
お兄さん・お姉さんの手を借りながら、一生懸命苗を植えていきます。
伊予農高生:
「(アドバイスしたら)すぐに実践してくれるのでみんな才能があります」
およそ1時間で、こども園に果物畑が完成しました。
園児:
Q何が楽しかった?
「スコップで砂入れるの」
「水やりを頑張ります」
伊予農高生:
「小さい子が好きなので楽しく作業ができて私も楽しかったです。農業の楽しさを伝えられたかなと思います」
今年11月には、伊予農業高校の果樹園でミカンの収穫体験を計画するなど、これからも一緒に活動を続けていくということです。