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夏休みに出かけたい!洞窟での謎解きイベントに1日1組の貸し切りキャンプ場…支局記者おすすめ“夏限定”体験スポット

2024年7月25日 18:30
夏休みに出かけたい!洞窟での謎解きイベントに1日1組の貸し切りキャンプ場…支局記者おすすめ“夏限定”体験スポット

夏休みがスタート!そこできょうは愛媛県内各地で楽しめる、夏限定体験を紹介しましょう。島!山!洞窟で、この夏おススメのナツスポに出かけませんか?

島のミカン農家がオープン!夏限定のかき氷店

まずは「島」!島グルメ体験です。宇和島市の陸地部と橋で繋がっている、九島。ここ九島に、夏限定のかき氷店がオープンしています。

店主はミカン農家の長瀧茂さん(42)。農作業が比較的少ない7月と8月の週1日、日曜日限定でかき氷店をオープンしています。

かき氷九島 長瀧茂さん:
「九島に、元々高校生がお盆になるとかき氷を島民にふるまうという文化があった。それが新型コロナを機に無くなったのがすごく寂しく感じていた。何とかそうした文化を継承、繋いでいきたいと」

こだわりは、手作りのシロップ。「甘夏キウイ」の甘夏はみかん農家、長瀧さんが栽培したものを使用し、キウイも地元、宇和島産です。いちごシロップの「いちご」は、大洲市にある徳田いちご園の紅い雫を使っています。

長瀧さん:
「これミルクです。ほわいとファームの乳製品」

ミルクに自家製シロップをかけると、完成です!

男性:
「(イチゴの)果肉が入っていて、とても甘くておいしい」
女性:
「(甘夏キウイは)すごくさわやかでおいしかった」

イチゴや甘夏キウイの他にも、マスカルポーネのクリームに真珠に見立てたクッキーをのせた「宇和島パール」、「宇治抹茶」の4種類のかき氷が楽しめます。

九島のかき氷をさらに美味しく、楽しくたべる演出も…

お客さん:
「この明るい色のスプーンってあんまり見たことが無い」
田中さん:
「そうですよね。オレンジ、黄色、青とかを選ぶ客が多い」

九島で木工製品などを手掛ける田中礼二さんが一つ一つ手作りしたヒノキのスプーン。自分好みの色に塗って世界に一つだけのスプーンを作ってもらえるんです。

海を見ながら食べる夏限定の一品。

長瀧さん:
「夏の思い出をぜひ、この九島で作ってもらいたいという思いがあるので、ぜひ九島のかき氷を食べに来てほしい」

洞窟内はひんやり別世界…暗闇の中から宝物を探し出せ!

続いては…暗闇の別世界でひんやり、爽快体験!夏休みで賑わう、新居浜市立川町の観光施設、マイントピア別子。その一角に…

Q.これからどこ行くの?
子どもたち:
「洞窟です」

1691年から1973年までの282年間で、日本2位となる65万トンの銅を産出し、住友財閥発展の礎を築いた別子銅山。その跡地を利用したマイントピア別子には、銅鉱石を採掘した坑道を再現した観光用の洞窟があるんです!

この日も施設を訪れた家族が、トロッコ列車に乗り込み、洞窟を目指していました。

女性:
「すごく涼しいです。外とは全然違います別世界です。涼しくて過ごしやすいです」

女の子:
「とても寒くて、けどちょっと暗くて楽しい」

全長333メートルの洞窟は、1年を通してほぼ18.5度に保たれた、別世界!

江戸時代の採掘を再現した人形や別子銅山の巨大ジオラマの展示のほか、模型を使って岩を砕く掘削機、そして30キロの荷物を背負って山道を歩いた「仲持」の体験などが楽しめます。

そしてこの夏イチオシの体験が、夏休みに合わせた初めての試み、洞窟内での「謎解きイベント」です!

マイントピア別子営業本部 丹生谷 歩 さん:
「涼しく親子で別子銅山の歴史を楽しく学んでいただきたい」

参加者は洞窟内に散らばる小人のパネルに書かれたヒントを手掛かりにクイズを解いて、隠された宝物を探し出します。

たどり着いた先には…ぜひ現地で、お確かめください!

参加した親子:
「暑い中、涼しいところで子どもと一緒に楽しみながらできるのはすごいよかったです」

無事にナゾを解いた後は、園内のレストランでひと休み。

今月25日からは、夏の新メニュー、宇和海産のちりめんじゃこを使ったピリ辛うどんのセットが登場予定です!

竹林記者:
「麺は冷たくもちもちっとしてコシがあります。山椒ラー油の香りも広がり夏らしくピリッとします」

8月いっぱい開催されるマイントピア別子の洞窟謎解き体験。この夏挑戦してみては?

採れたてブルーベリー食べ放題!自然を満喫できる貸し切りキャンプ場も

最後に紹介するのは…今治市玉川町の「森のともだち農園」です。

森のともだち農園 森譲寛さん:
「みんなどうぞ!入ってください」

子どもたちや家族連れが楽しみにしている夏の「山」体験、まずは…?

森さん:「今、出来ているのはみなさん超ラッキー。贈答用のブルーベリーです」
参加者:「えー!」

そう!夏が旬のブルーベリー狩りです!

およそ40アールの畑で4種類、1200本のブルーベリーを栽培している「森のともだち農園」。

7月中旬から収穫の最盛期を迎えた園内のブルーベリーは食べ放題!

園児:
「あま~い!」

それもそのはず!「森のともだち農園」の標高はおよそ220メートル。昼と夜の寒暖差が大きいため甘~いブルーベリーが育つんだそう!東京の百貨店からも引き合いがあるほどのおいしさなんです。

玉川では先月、6月の観測史上最も多い雨が降りブルーベリーの生育も心配されましたが…

森さん:
「続けて降ると実が水っぽくなるので心配したけど、天気が良くなってきてその辺の心配はない」

大雨にも負けず例年通りのおいしいブルーベリーが実りました。食べ放題のほかにひとり1パックのお土産付き。

さらに、採れたてのブルーベリーをスムージーに!

参加者:
「これ最高です!おいしいです」

鈍川せせらぎ交流館の温泉入浴チケットも付いた、森のともだち農園のブルーベリー狩りは8月下旬まで楽しめます。

まだまだあります!夏の「山」体験!農園のすぐ隣には1日1組限定の貸し切りキャンプ場が。

山間を吹き抜ける風を感じながらのそうめん流しや…すぐそばを流れる蒼社川での川遊びまで!

森さん:
「五感を使って子どもから年配の方まで自然の中でいっぱい遊べる場所です」

夏の暑さを忘れて自然を満喫!山を遊び尽くしちゃいましょう!

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