松山空港から直行便で約1時間!美食のまち「韓国・釜山」へ 名物・海鮮グルメ旅
去年11月に就航した松山と韓国・釜山を結ぶLCC・エアプサン。およそ1時間で行くことができる釜山のグルメやアートを堪能してきました。
前半のきょうは、食が豊富な釜山で食い倒れの旅です!
週に3往復している松山-釜山線
水口気象予報士:
「今から17時40分発の釜山行きの飛行機に乗りたいと思います」
松山-釜山線は水曜、金曜、日曜の週3往復運航していて、就航以降、搭乗率は平均で80%超えと、多くの人が利用しています。
いざ韓国・釜山に向けて出発です!釜山までのフライト時間はおよそ1時間、東京よりも短い空の旅。
水口気象予報士:
「空港からバスで30分。ソミョンに到着しました。あっという間でした。すごい明るい街!」
首都ソウルに次ぐ韓国第二の都市、釜山の、最大の繁華街、西面(ソミョン)。若い人達に人気のスポットです。
ガイドのキム・ミナさんは生まれも育ちも釜山です。
水口気象予報士:
「釜山ってどんな街ですか」
キムさん:
「釜山は海もありますし、海産物もすごく有名で港もあります。そして大阪と似たような感じでグルメがいっぱいありますので、美味しいものたくさんありますね」
ということで!今回は、釜山で食い倒れ旅とまいりましょう!!
地元ガイドがおすすめする釜山の名物料理
まず、初日の晩御飯に選んだのはキムさん一押しのお店。
たこやホルモン、エビが食べられるということですが…
こちらは釜山の郷土料理、ナッチポックン。
「ナッチ」は手長タコ、「ポックン」は炒めるという意味で言葉通り、手長タコを唐辛子味噌とニンニクで炒めた甘辛い鍋です。
今回はお客さんの95%が食べるという、ホルモンとエビが入った「ナッコプセ」を注文しました!炒めた具材をご飯の上にのせ、もやしや海苔をトッピングしてビビンバのように混ぜて食べるのが、釜山流の食べ方なんだとか!
水口気象予報士:
「美味しい!マシソヨ!見た目よりそこまで辛くないし、エビとホルモンとタコの歯ごたえがすごくいい」
初日から、釜山料理を堪能です!
アンさん:
「愛媛のみなさんぜひいらっしゃって下さい」
朝から行列!朝食におすすめの「お粥」とは
【2日目】
水口気象予報士:
「釜山で朝食といったら何がおすすめですか?」
キムさん:
「朝食といったら、お粥がいいと思います」
水口気象予報士:
「お粥!?いいですね。なんか胃に優しそう」
向かったのは西面にある済州家。早朝から行列ができるほど人気店です。
福岡から来たファミリー:
「すごく有名みたいでもういつも毎回来ます。肌とか、美しくなりそう。コラーゲンがたっぷりあるんで 。アワビ粥」
韓国最大の港町・釜山は、アワビの養殖が盛んで、このお店では新鮮なアワビを贅沢に使ったアワビ粥が人気とのこと。
水口気象予報士:
「わ~色が深緑色」
キムさん:
「そうですね、内臓が一緒に入っているからです」
「うん!アワビの身がすっごく柔らかいし肉厚!薄味だけど磯の香がすごい!」
お肌にも嬉しい贅沢な朝食、ご馳走様でした!
さぁ、まだまだ食い倒れの旅、続けますよー!
こちらのお店で味わえるのは…
キムさん:
「これはミルミョンっていう料理ですよ。冷麺と似たような感じなんですけど食べてみると麺が違いますので味が違うと思いますよ。釜山に来たら必ず食べる物です。」
小麦から作られた麺を、牛と豚の骨と野菜からとった冷たいスープと一緒に食べるそうですが…
キムさん:
「麺をこのハサミで切ってから食べやすくして食べたらいいです」
麺を食べやすい長さにカットし、タレを混ぜあわせて…
水口気象予報士:
「うん!美味しい!マシソヨ。ちょっと辛みもあるけど甘みと酸味がありますね」
キムさん:
「確かに!正解!(笑)」
見るのも楽しい!海の幸・キムチが並ぶ市場で見つけた人気料理
食い倒れの旅、続いては、釜山の東エリア・機張へ。
ここは、機張市場。
店員:
「デリシャス!グッド!ズワイガニ!」
港町、釜山ならではの新鮮な海の幸が並ぶ市場には地元の人や観光客も訪れる機張の台所です。
水口気象予報士:
「これはキムさん何ですか?オレンジ色…」
キムさん:
「ウニ」
水口気象予報士:
「ウニ―!?うん、甘い甘い!トロッとしてる」
キムさん:
「生きているものをこうやって売っています」
この市場では海鮮だけでなくキムチも種類が豊富!ここ機張市場で味わえる一押しの釜山グルメを見つけました。
韓国で人気の「カルグクス」。小麦粉が原料の平麺が入った温かい麺料理です。
「チャイモケスニダ~(いただきます)」
キムさん:
「こうやってタレと混ぜてから食べていいです。」
水口気象予報士:
「食感はうどんですね」
キムさん:
「モチモチして海産物のダシが入ってる感じ」
日本と少し違う!?十二支たちがお出迎え 海沿いの岩場に建つお寺
お腹が満たされたところで機張の沿岸地域へ…
ここは、海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)。韓国の中で一番海に近い場所にあるお寺です。
入り口にズラリと並んでいるのは十二支の石像。
キムさん:
「韓国の国内では唯一のものです。自分の生まれ年の動物と一緒に写真撮るのが人気」
ということで…
水口気象予報士(戌年):
「戌!なんか凛々しいですね。顔がね。」
ちなみに!日本の干支は、“戌”の次が“猪”ですが…
キムさん:
「韓国ではブタです」
お寺の入り口を抜けて108段の階段を下りると…
キムさん:
「こちらは小銭を投げてから占いをする所」
“幸運の銅銭占い”。橋の上から仏像が持っている器に小銭が入ると願いが叶うといわれているそうです。
食い倒れの旅から、次回は釜山・アートの旅へ!