“遊子の段畑”で特産のジャガイモが豊作!21日に開催「ふる里だんだん祭り」でも販売
絶景の段畑で育つ旬の食材が、今年は豊作となっています。
宇和海に面した愛媛県宇和島市、遊子水荷浦の段畑です。“耕して天に至る”と評され、国の重要文化的景観に選定されている石積みの段畑。
ここで、育っているのはジャガイモ。現在は13戸の農家がジャガイモを栽培していて、このうち福島久光さんは、午前中から気温が20℃を超える中、きょうも家族3人で収穫作業にあたっていました。
ゆす水荷浦バレイショ部 福島久光会長:
「今年は(去年と)うって変わって被害も災害もないし、雪は1回降ったんやけど、さほどジャガイモに影響するような量じゃなかったし」
去年は雪やイノシシの被害で、例年の半分ほどの収穫量だったということですが…今年は例年を上回る豊作、生育もよく、大玉に育っているということです。
福島さん:
(オススメの食べ方は?)
「もう僕らはやっぱコロッケ 肉じゃが。天ぷらにしてもうまいしな」
遊子の段々畑で育った掘りたてのジャガイモは段畑そばの「だんだん屋」で買うことができます。
奈良県から宇和島観光の女性:
「圧巻です来てよかったです。こんなに大きいです、おいしいの楽しみです」
今度の日曜日には、ジャガイモの販売やキッチンカーなどが出店する「ふる里だんだん祭り」が5年ぶりに開かれます。
福島さん:
「日本一のジャガイモ食べてください みんなでね」
遊子のジャガイモは今月25日ごろまで収穫が続くということです。
【だんだん屋】
ジャガイモ1.3キロほど入った1袋500円から。5キロ箱は3300円から販売
営業時間:10時から14時まで
定休日:月曜・木曜
【ふる里だんだん祭り】
21日(日)雨天決行 9時半~12時半