美しい紅葉は今が見ごろ!「石鎚山」山頂でしか味わえない“最果てグルメ”を求めて
行楽にピッタリの天候となった先週末の3連休、お出かけした方も多かったのではないでしょうか。チャン4スタッフは愛媛のシンボル・石鎚山へ。美しい紅葉と、ここでしか味わえない「最果てのひと品」に出合いました!
好天に恵まれた今月13日。
カメラマン:「うわ~…」
記者:「(車の数が)すごいんやけど」
カメラマン:「え~…」
記者:「めちゃめちゃ(登山口まで)歩かないかん」
秋の行楽シーズン真っただ中!石鎚登山の拠点・土小屋は、県外ナンバーの車も交じって大混雑です!
兵庫県から:
「兵庫県から。弾丸登山です。夜中に出発してきのう仕事終わって、そのまま兵庫県出発して天狗岳行ってきました。最高でした」
初めての石鎚から:
「僕は愛媛県の東温市です。カメラが趣味で、インスタグラムに(紅葉の写真が)あがっていて、で、ちょっと見ようかなと思って」
Q.どちらからお越しに?
「香港から。メイドイン香港です、みんな」
Q.皆さん素敵な装いで
「バイカーだから。みんなバイク乗ってる。We are Biker!今回四国、5日間。おかげさまで楽しかった。最高!四国最高!!」
思い思いに楽しむ、秋の休日。今回チャン4スタッフがやってきたのにも、ワケがありました。
今治から夫婦で:
「なんかみんなうわさしてました。食べればよかったね」
高知から家族で:
「見ました!インスタで見ました。すごい“高さ”、高さありますよね。岩山を表現している」
高知から仲間と:
「食べました、全員で食べました。だいぶそびえちょった。天狗岳よりそり立っちょった」
登山者の間やSNSで話題の、頂上に行った人だけが食べられるという、そびえるひと品。その正体を探るべく、いざ愛媛の最果て1982メートルの頂へ!
土小屋から石鎚山頂までは、片道4キロの道のり。登山道では、リンドウが見ごろに。そしてこの日は…おさるさんも姿を現してくれました。
3連休中日のこの日。登山道は、時折渋滞するほどの混雑ぶり!山好きな方、多いんですね~。
天狗岳を見通せるビュースポット。ここまで来ると、目指す頂上まで、あと少し…
やがて…遠くに松山市。見えてきたのは、愛媛第2の山「二の森」。その向こうには、朝もやに覆われた久万高原町。
そして目前に迫る、赤く染まった天狗岳。土小屋を出発して3時間。石鎚山頂から望む、秋の風景です。
その後もお昼ごろにかけ、増え続ける一方の登山者。頂上の広場は、あっという間に足の踏み場もない状態に。
天狗岳へと向かう人の行列も、ご覧の通りです。訪れる人を魅了してやまない西日本最高峰、1982メートルの石鎚山。
熊本から初石鎚:
「熊本から来ました。前から来たかったんですよ、紅葉がすごいきれいって聞いてましたし、紅葉してるのかなって少し心配はしてたんですけど」
「ちょうど見頃だったんでよかったです、大満足です」
大阪から初石鎚:
「大阪市内から、鎖場と天狗岳を目標にやってきました」
Q.両方行った?
「はい、クリアしました!めちゃめちゃ嬉しいです!」
「景色がすごいきれいでした。朝早く登ったんですけど、雲海がずーっとみられて癒されました」
この日、頂上には300人を超える人が訪れたということです。
そしてお待ちかね!石鎚山頂に来ないと食べられない、“最果てグルメ”!
土小屋から片道4キロ。石鎚神社・頂上山荘で味わえるという料理、お願いします!
「お待たせしました、『春夏秋冬 天狗岳カレー』です」
そそり立つご飯の山は、まるで雲海を見下ろす天狗岳…ゴツゴツとした岩場を連想させる唐揚げも付いた、愛媛の最果て、石鎚山頂でしか食べられない「天狗岳カレー」です!
記者:
「ご飯がそそり立ってる感じが」
天狗岳カレーを考案 頂上山荘の”姫”さん:
「そうです、これ天狗(岳)をイメージして」
Q.ご飯にかかっているのは?
「(春の)アケボノツツジのピンクの時は、ピンクのでんぶがかかっています。夏の新緑の季節はパセリになって、秋は紅葉なのでパプリカがかかっています」
今年から提供を始めたという天狗岳カレー。この日過去最高の88杯を売り上げました。
天狗岳カレーを注文した人:
「見た目にひかれて(注文した)」
「おいしい。Good!」
野菜の甘みとスパイスの競演…土・日、祝日限定で提供中の、頂上山荘の新名物!
天狗岳カレーを考案 頂上山荘の”姫”さん:
「きれいな景色を見るだけじゃなくて、『あの山頂に行ったらとっても楽しいんだ。また遊びに来たい』と思ってほしくて、いろいろあの手この手と考えております」
レインボーカラーのTシャツアートや、ほら貝によるお見送りなど、訪れた人に楽しんでもらう仕掛けが盛りだくさんの石鎚神社・頂上山荘。
愛媛の最果てで味わう、そびえたつ天狗岳カレー、ごちそうさまでした!