農薬や化学肥料減らし栽培「エコラブトマト」の収穫ピーク 甘みと酸味のバランスよく
愛媛県大洲市で農薬や化学肥料を減らして栽培したトマトの収穫がピークを迎えています。
JA愛媛たいきでは、県が定めた基準よりも農薬や化学肥料を3割ほど減らして栽培したトマトを、「エコラブトマト」の名称で売り出しています。
この日は大洲市東大洲の生産農家、武田隆宏さんが、熟れ具合を確かめながらひとつひとつ丁寧に収穫していました。武田さんによると、今シーズンは3月の気温が低く、生育が10日ほど遅れたものの、甘味と酸味のバランスがとれたおいしいトマトに仕上がったということです。
武田隆宏さん:
「この時期のトマトは本当においしいんでひとりでもたくさんの人に食べてもらえたらうれしいです」
JA愛媛たいきでは今シーズン例年並みの635トンの収穫を見込んでいて、県内をはじめ、兵庫県などの市場に出荷するとしています。