四国中央市の酒蔵で新米仕込みの日本酒“初しぼり” 軒先に新酒の完成告げる杉玉も【愛媛】
今年の新米を仕込んだ日本酒の初しぼりが、四国中央市の酒蔵で行われました。
四国中央市の酒蔵、梅錦山川で行われた新酒の初しぼりには、関係者およそ20人が参加しました。
蔵人らが見守る中、福井県の新米「五百万石」を仕込んだ新酒が絞り出されました。
その後出来上がったばかりの新酒で乾杯し、今年の出来を確かめた蔵人たちは、店ののき先に、新酒の完成を知らせる新しい杉玉を吊るしました。
関係者によると、今年は夏の暑さの影響で酒米の出来が心配されたほか、もろみの温度管理にも苦労したという事ですが、適度な深みとフレッシュな味わいの良い新酒に仕上がったということです。
梅錦山川の新酒「初しぼり」は、一升瓶・約600本、4合瓶・約2000本が製造され、11月27日から県内を中心に出荷されます。