インフルエンザ注意報発令 過去10年で2番目の速さ 岡山県
岡山県はインフルエンザの感染が拡大しているとして21日、注意報を発令しマスクの着用や手洗いなどの徹底を呼びかけています。
岡山県によりますと、今月11日からの1週間、県内84の医療機関で定点あたりのインフルエンザの患者数は、1.37人でした。
9月下旬から患者数が増えはじめ、先週、流行の目安となる1人を超えたことから、県が21日、インフルエンザ注意報を発令しました。注意報の発令は、異例の早さだった去年に次いで過去10年間で2番目の早さです。
患者数は4歳から6歳が最も多く69人、次いで10歳から14歳が67人、40代が44人などとなっています。感染は全国的にも増加傾向で、県内でも年末から1月上旬にピークを迎える可能性が指摘されています。
このため県は早めの予防接種や定期的な空気の入れ換えのほか、マスクの着用や手洗いなど感染対策の徹底を呼び掛けています。