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藤井貴彦キャスターが「人情横丁」へ 新潟の台所といわれる商店街で同級生の須山アナと 《新潟》

2024年5月24日 20:33
藤井貴彦キャスターが「人情横丁」へ 新潟の台所といわれる商店街で同級生の須山アナと 《新潟》

ことし4月に独立しフリーとなった藤井貴彦キャスター。新潟で月1回のレギュラー番組に出演することとなり、早速、新潟市中央区の商店街「人情横丁」へロケに。

“新潟の台所”とよばれる「人情横丁」は、昭和の時代から続く商店街。
藤井キャスターの目にはどう映ったのか。
レトロな雰囲気の「人情横丁」とは……。

■新潟の台所といわれる「人情横丁」へ

ロケ当日の朝、新幹線で新潟入りした藤井キャスター。
到着するやいなや、早速「人情横丁」へ。案内役は、高校の同級生でもあるテレビ新潟の須山司アナです。
ロケが始まり間もなく藤井キャスターが語りだしたのは靴について……。

〈藤井貴彦キャスター〉
「ちょっと靴を見てください。これ今日おろしたての靴なんですよ。実は須山さんのお父さんにフリーになったお祝いをもらいまして、月 1回の新潟にこの靴を履いていけば見てくれるかなと思って。雨が降ったらダメな靴なんで雨が降ったらすぐロケ中止になります。よろしくお願いします!」

〈須山司アナ〉
「雨が降る前に私がこの新潟のまさに台所である本町の魅力をたっぷりとお伝えしていきたいと思います」

同級生ならではのエピソードを披露していました。

■かつての新潟は“堀と橋のまち”

かつての新潟は堀と橋の町。
当時堀は27本、堀にかかる橋は133本もあったといいます。
その片鱗は今も残されていました。

■当時の名残りがいまも

堀の町だったことを表す浦安橋。
この橋の上を多くの人が行き交い堀を使って食材を運ぶ。
堀は新潟市民の生活に欠かせない存在だったということです。

そして戦後、堀は埋め立てられ、その上にできたのが本町中央市場。
堀の上の商店街「人情横丁」の始まりです。
それから70年、今も地元の人に愛される商店街です。

■台所に必要な食材はなんでも揃う市場

まず須山アナが案内したのは干物、海産物加工品などを扱っている「にいがた石山」。
店頭にずらりと並んでいたのは鮭。

〈にいがた石山 石山 幸一さん〉
「新潟らしいのはやっぱり『鮭』 。新巻鮭。消費量が新潟はすごく多いので、しかも寒風干しで干すんですよね」

〈藤井貴彦キャスター〉
「そうなんですね。じゃあ、またうまみが……?」

〈にいがた石山 石山 幸一さん〉
「そうなんですよ。うまみが。油が出て余分な水分が飛ぶからかな」

石山さんによると、「人情横丁」にはイートインスペースがあるので地元の常連客はここで買った魚を炭火で焼いてお酒を楽しむ人もいるといいます。

〈須山アナ〉
「お店の歴史は何年ですか?」

〈にいがた石山 石山幸二さん〉
「73年目です。新潟市は堀の町で運搬って言うんですかね。魚とか物流だったんで、信濃川もあるしってことで」

■買った魚をその場で焼いて

2人も常連客のように、炭火焼を味わうことに……。

〈藤井貴彦キャスター〉
「うまいね。意外と塩がギっと効いてるんだけど、身が甘いからちょうどいい感じのうま味がかむほどにうわっと出てきて、それをこのコシアブラのご飯がうまくまとめてくれる。良かった。これ美味しいなあ」

〈須山アナ〉
「焼き加減バッチリです」

■レトロ感残す商店街

「人情横丁」で色々な人と会話を楽しんだという藤井キャスター。

「昭和を残している、懐かしいという思いを味わいたいならぜひ行ってもらいたい」とレトロな街並みをすっかり気に入った様子でした。


同級生コンビが見た新潟の「人情横丁」は、かつては堀と橋のまちで、いまもなお当時の名残りを見ることができるレトロな商店街でした。

(2024年5月17日放送「夕方ワイド新潟一番」より)

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