ノロウイルス感染者増加 感染性胃腸炎警報 発令 大分
ノロウィルスなどによる感染性胃腸炎の患者が増加していることから大分県は26日、警報を発令しました。
県によりますと今月23日までの1週間の感染性胃腸炎の患者数は、県内36の医療機関の平均で21.03人となりました。20人を超えたのは2018年12月以来、およそ6年2か月ぶりです。
保健所別で見ると、最も多いのが大分市で34.73人。次いで東部が30.29人、なっています。
また、県内全体で基準となる20人を超えたことから、県は26日、感染性胃腸炎の警報を発令しました。
感染性胃腸炎の冬場の流行の主な原因はノロウィルスですが、県によりますと、ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいということです。
予防として有効なのが手洗いだということで、県はトイレのあとや調理、そして食事の前に石けんを使ってよく手を洗うよう呼びかけています。