インフルエンザ感染拡大 県内は注意報レベルで今後の流行に警戒 高校の学校閉鎖も
インフルエンザの感染が県内全域で拡大しています。
今月15日まで1週間の報告数で、定点医療機関あたりの感染者は16.52人と注意報レベルの基準値を越え今後更なる流行が懸念されます。
県によりますと、今月15日までの1週間に県内58の定点医療機関から報告された、インフルエンザの感染者数は前の週の2.2倍となる958人でした。
定点あたりの報告数は16.52人と流行注意報レベルの基準値を超え、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高くなっています。
感染者は75%が15歳未満で、子どもの感染が広がっていて、県央地区の県立高校で学校閉鎖となっています。
また、日南市と延岡市の中学校2校と西都市の小学校1校で学年閉鎖となっています。
そして学級閉鎖は公立の小、中学校、それに県立学校で18校と、この2日ほどで急増しているということです。
県では例年、年末にかけて感染者が増える傾向があるため、手洗いやマスクの着用などで広がりに気を付けてほしいと呼びかけています。